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脱水とは? どうなるの? 種類・症状は?

健康
Q.脱水についてどのようなイメージですか?
喉がカラカラになることじゃろ?

こんな人にオススメの記事☆

  • 水の必要性を知りたい
  • 脱水になったことがある
  • これから水を飲もうと考えている
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この記事を書いている人

  • 病院勤務5年目の理学療法士
  • 水についての勉強・指導を実施中
  • 120名以上を体質改善

 

過去の水についての記事はこちらをご覧ください

それでは脱水について考えていきましょう。

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脱水とは?

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 みなさん、脱水とはなにかご存じのことと思います。

 体が水分不足になること

体内で水分の排泄と摂取の均衡が崩れ、水分不足により脱水症状をきたします。

では脱水症状とはどういったものなのでしょうか?

水分欠乏率(%

(体重に対する割合)

脱水症状

1%

のどの渇き

2%

強い渇き,ぼんやりする,重苦しい,食欲減退,血液濃縮

4%

動きのにぶり,皮膚の紅潮化,いらいらする,疲労および嗜眠,感情鈍麻,吐気,感情の不安定

6%

手・足のふるえ,熱性抑うつ病,混迷,頭痛,熱性こんぱい,体温上昇,脈拍・呼吸の上昇

8%

呼吸困難,めまい,チアノーゼ,言語不明瞭,疲労増加,精神錯乱

10∼12%

筋けいれん,ロンベルグ徴候(閉眼で平衡失調),失神,舌の腫張,譫妄および興奮状態,循環不全,血液濃縮および血液の減少,腎機能不全

15∼17%

皮膚がしなびてくる,嚥下困難,目前が暗くなる,目がくぼ む,排尿痛,聴力損失,皮膚の感覚鈍化,舌がしびれる,眼瞼硬直

18%

皮膚のひびわれ,尿生成の停止

20%以上

死亡

参考文献:水とヒトー生理的立場からー

 

 

 普段何気なく生活をしていて、「のどが渇いたー」と感じることは日常のようにあると思います。

のどが乾いた時には、もう脱水が始まっている

ここで注意が必要なのは、水を飲むだけではダメ!それでは電解質や塩分のバランスが崩れるということです。

では、日常生活の中で私たちの体からどれだけの水分が出ているか考えていきましょう。

体外へ排出される水

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 体内の水はもちろん、体外へ排出されます。

 水分で飽和状態にある呼気が,鼻や口から呼出され,一呼吸ごとに水分が失われる。一方,皮膚からも絶えず水分が蒸発し失われており,こうした目には見えない呼吸や皮膚からの水分の喪失を不感蒸泄という,呼吸に よる不感蒸泄は,運動時などのように呼吸の激しい場合や,深呼吸をくりかえすような状態時には,呼吸量が多くなり呼吸により失われる水分量は多くなる。しかし一方,皮膚面からの不感蒸泄量は,ほぼ一定化してお り,普通の環境条件で安静状態の場合には,不感蒸泄量:の70%は皮膚か ら,そして30%は呼吸によるものである。

引用:水とヒト―生理的立場から―

とあります。体外への水分排出は主に3つに分けられます。

  1. 呼吸によるもの
  2. 皮膚によるもの
  3. 排泄物によるもの

それでは1つずつ見ていきましょう。

1.呼吸による水分排出

呼吸により体外へ排出される水分は、呼気の際に肺から常に水分を出しています。分かりやすくいうと、ガラスに息を吹いた際、ガラスが曇るのをみなさん何気なく行っており、一度は経験あると思います。これは、肺から出た水分がガラスに結露することにより起こります。呼吸によって1日に約400mlの水分が出ています。

2.皮膚による水分排出

皮膚からの水分蒸発は、体内の水分が表皮上(皮膚の表面)に達し、1日約600ml出ていきます。
呼吸+皮膚を合わせて1日1000mlの水分が蒸発していることになる
これはあくまで普通の生活を送っている方の平均であり、肉体労働をしている人はさらに多くの水分(2000mlや3000ml)を排出していることになります。

3.排泄物による水分排出

尿や便にも水分は含まれています。

尿

 尿が溜まる膀胱の容量は400~500ml程度溜めることができ、初発尿意(最初におしっこに行きたいと感じる)は膀胱容量が150〜250 ml程度の時に感じます。排尿頻度は人によって変動がみられます。普通の食事や普通の水分摂取では1日1〜2Lの尿を排泄します。

便

 便のほぼ大半は水分であり、普通便の場合、約80%は水分といわれてます。便の水分が少なければ、もちろんコロコロとした便(うさぎの糞に例えられる)となり、水分が多ければ下痢のような便になります。これは、便が腸を通過する際に腸が水分を吸収しながら便を校門まで進めていくため、通過する時間により硬さが変わります。

通過する時間が速い→下痢

通過する時間が遅い→便秘

尿からと便からの水分を合計すると少なくとも1000〜1500ml程度は排出される

1日のtotal水分排出量

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 上記の全てを合わせると、
 
少なくとも2000ml以上、3000ml程度排出されている

ということになります。つまり

この量の水分を1日の間に食物や飲料で摂取しなければいけない

さらに、汗をかくことで水分を蒸発します。

脱水の種類

脱水については少しわかってきたと思います。それでは次に脱水の種類について考えていきましょう。 

脱水には3つの種類があります。

脱水の種類

  • 水分欠乏性脱水(高張性脱水)
  • Na欠乏性脱水(低張性脱水)
  • 混合性脱水

水分欠乏性脱水(高張性脱水)

水分が失われた状態のことを指します

単純な水分不足により発生します。

細胞外液の水分量減少

尿量減少

細胞外液のNa濃度減少

細胞内液中の水分が、浸透圧により外液へ移動

細胞内液の水分欠乏

Na欠乏性脱水(低張性脱水)

塩分の減少状態のことを指します
Naの喪失  細胞外液のNa喪失

細胞外液の浸透圧低下

細胞外液中の水分が、浸透圧により内液へ移動

細胞内液の水分増加

細胞外液の水分低下

循環血液量の減少(血圧低下やたちくらみの発生)

混合性脱水

 上記2つが合わさった状態のことを指します

まとめ・・・

ボトル, ミネラルウォーター, 水のボトル, 水を飲む, プラスチック製のボトル, 液体, 青, 炭酸

脱水がいかに身体に影響を及ぼすか理解できたと思います。

高齢者は通常でも水分量が少なく、のどの渇きに鈍感になります。

一つだけ覚えていただきたいのが、

「のどが渇く前にコップ1杯の水を飲む」
水を一気にガブガブ飲んでも意味がありません。なぜなら、1回の水分摂取で体が吸収できる水分は《たった200ml》です。つまりコップ1杯なのです。

こまめな水分補給を心がけましょう!

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