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塩素とカルキの違い  ―塩素・カルキの抜き方―

健康
塩素とカルキって違うの?入っていたらダメなの?
身体にとって大切な「水」について考えていきましょう!
Daichi
Daichi

先日患者さんに水の話をしていて、『水道水は塩素が入っているからミネラルウォーターを飲むか、カルキ抜きして飲んでください』と伝えたところ、カルキ抜きはどうやるの?』と質問を受けたため、記事に残します。

こんな人におすすめの記事☆

  • 塩素とカルキの違いがわからない
  • 水道水をよく飲んでいる
  • 正しいカルキ抜きをしたい
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 水道水

「蛇口と一体型になった浄水器」の写真

まず水道水についておさらいしましょう。

以前、水道水について少しお話いたしました。詳しくはこちらをご覧ください。

水道水は、目に見えない細菌やウイルスが入っている場合があり、内臓の病気などにかかることがあります。その病原性のウイルスを始末するために塩素が入っています。塩素と聞くと、プールを思い出しませんか?

塩素は強い漂白・殺菌作用を持つため、衣類の漂白剤や水道水やプールの殺菌剤として用いられています。プールで見かけていた丸い塩素は次亜塩素酸ナトリウムという形で利用されています。

 塩素は水道水の消毒に使用されており、水道法の規定で、各家庭の蛇口で1リットルあたり0.1mg以上の濃度を保つように規定されている。

引用:Wikipedia

 このように、水道法により水道水の衛生を理由に塩素が使用されています。

 塩素は毒素があります。

塩素と結びついてできる発ガン性物質であるトリハロメタンが生成されるのではないかと懸念されています。しかし、日本の水道基準値はWHOよりも厳しく、発がん性を問題視する必要はないと言われていますが真実はわかりません。また、発ガン性物質の心配はないからといっても、塩素以外の不純物も多々混入していることがありますので、どちらにせよ水道水を飲用することはお勧めしません。

ちなみに、よくみなさんがご使用されている漂白剤や洗剤には、”混ぜるな危険”の文字があるのを見たことがあると思います。塩素系と酸性系を誤って混ぜるとガスが発生し、死に至ることがありますのでご注意ください。

塩素とカルキの違い

「蛇口をひねったら頭からシャワー」の写真[モデル:たけべともこ]

それでは、塩素とカルキの違いはなんでしょう。

塩素

塩素は気体です。元素記号ではClで常温では塩素ガスという形で存在しています。

カルキ

カルキは、次亜塩素酸カルシウムのことを指します。

この次亜塩素酸カルシウムが水に溶けると「塩素」を発生させます。

つまり、『塩素は気体でありカルキを作る過程で必要な物質』となります。そのため、厳密にいうと違いますが、一般的には同じと捉える方が多いようです。

次亜塩素酸ナトリウム

水酸化ナトリウム水溶液に塩素を混ぜて製造されます。

現在は次亜塩素酸ナトリウムが殺菌などに広く使われています。

次亜塩素酸カルシウム

消石灰に塩素を吸収させて製造します。

 水道水に含まれているもの

厳密にいうと、水道水に含まれているのは次亜塩素酸ナトリウム(塩素)ということになります。一般的にはカルキである次亜塩素酸カルシウムは現在使用されておらず、次亜塩素酸ナトリウムにて殺菌・消毒が行われています。

水道水の塩素・カルキ抜きは必要か

一般的には水道水に含まれる塩素は人体に影響はないとされています。しかし、まったく影響がないのかといわれると一概にそうはいえません。

塩素には、タンパク質を破壊するという作用があります。

水道水を用いると、塩素が細胞を破壊し髪が傷んだり、肌がパサパサに乾燥したりというトラブルの原因になります。

また、観賞用の魚を飼育する場合でも塩素・カルキ抜きは必要になってきます。水道水をそのまま使用すると、塩素により水槽内のバクテリアが死滅してしまい、水質が悪化したり、魚に影響を及ぼします。

そのため、塩素・カルキ抜きは行ったほうがいいのです。

塩素・カルキの抜き方

「ミネラルウォーターが入ったポットやペットボトル」の写真

それでは、どのようにして塩素・カルキ抜きを行ったらいいのでしょうか。

沸騰させる

一般的にはヤカンなどに入れて沸騰させる方法があります。お茶を沸かす時などによく用いる方が多いかと思います。

しかしここで注意していただきたいのが、『少しの時間の沸騰では塩素・カルキは抜けない』ということです。

沸騰したからといって沸かすのを止めてしまうと、発ガン性物質であるトリハロメタンが生成されてしまうと言われています。そのため沸騰してもしばらくそのまま沸かし続けましょう。

時間的には、さまざまですが、20分~30分沸かすといいと言われています。

汲み置き

バケツなどに水を溜めて、日光の当たる場所に放置します。

日の当たり方や天気によってどのくらい放置したらいいか定めるのは難しいですが、普通の晴れの日だと、1日程度放置するといいでしょう。

魚の飼育などをされる方はこの方法をおススメします。

レモン

 飲食店などに行った時に、レモンが入った『レモン水』を出された経験があるでしょうか。レモンは風味付けで用いますが、実は塩素・カルキ抜きにも効果があります。

レモンに含まれるビタミンCが塩素・カルキ抜きを行うため、ビタミンCの含まれる食材であれば代用可能です。

これも、飲食店などで一度は見たことがあるのではないでしょうか。

一般的には備長炭や竹炭が用いられます。

備長炭には、ほかにも、お米をおいしく炊けたり、お風呂に入れたり、消臭効果があったりとたくさんのメリットがあります。詳しくは、こちらに備長炭の特徴や効果が記載されていますのでお時間がある方は一度ご覧ください。

中和剤

市販で売られているのは、ハイポと呼ばれる固形物または液体中和剤が一般的です。

これらは水槽などに用いますが、入れすぎると魚に有害であるため注意が必要です。また、人体にも影響があるため、中和剤を入れた水道水を飲むことはできません。

どの方法が適切か

飲料として用いる

沸騰、レモン、炭』を用いましょう。

水槽に用いる

汲み置き、中和剤』を用いましょう。

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